サッカーW杯(ワールドカップ)北中米大会は9日、準々決勝が米マサチューセッツ州ボストンで行われ、フランスがモロッコを2-0で下し、3大会連続となる準決勝進出を果たした。フランスは前半にPKのチャンスを逃したものの、後半にキリアン・エムバペとウスマン・デンベレが得点を挙げ、完勝を収めた。
エムバペが今大会8点目、先制ゴール
試合は60分、エムバペがペナルティーエリア内で相手DFをかわし、左足でゴール右隅にシュートを決めて先制。このゴールでエムバペは今大会通算8点目となり、得点ランキングトップを独走している。しかし、エムバペは前半にもPKのチャンスを得ていたが、モロッコのGKヤシン・ブヌに阻まれ、先制点を奪えていなかった。
その6分後、今度はデンベレが追加点を奪う。右サイドからのクロスに反応し、ヘディングでゴールネットを揺らし、リードを2点に広げた。フランスはその後も攻撃の手を緩めず、モロッコに反撃の隙を与えなかった。
3大会連続4強、デシャン監督「すでに好結果」
2018年ロシア大会王者のフランスは、これで3大会連続のベスト4入り。2022年カタール大会でも準優勝しており、今回も優勝候補の一角として存在感を示している。
フランスのディディエ・デシャン監督は「3大会連続の準決勝進出は、すでに好結果だ。もちろん素晴らしい選手がいるからこそで、そうでなければたどり着けなかっただろう」と語り、選手たちを称賛した。
次戦はテキサス州アーリントンで行われる準決勝で、スペイン対ベルギーの勝者と対戦する。フランスはここまで5戦全勝と圧倒的な強さを見せており、連覇への期待が高まる。
エムバペ、軽い足首のけがも「問題ない」
77分に途中交代したエムバペは試合後、「軽い足首のけががある」と明かしたが、「問題ない」と続け、次戦への出場に不安がないことを強調した。エムバペのコンディションはフランスの攻撃の鍵を握るだけに、ファンも一安心だろう。
一方、モロッコは前回カタール大会でベスト4入りしたが、今回は準々決勝で敗退。アフリカ勢としての躍進はならなかったが、大会を通じて健闘を見せた。



