サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3か国大会は15日(日本時間16日)、準決勝の残り1試合が行われ、アルゼンチン(世界ランキング1位)がイングランド(同4位)に2-1で逆転勝ちし、2大会連続の決勝進出を決めた。アルゼンチンは連覇をかけて19日(日本時間20日)の決勝でスペイン(同2位)と対戦する。18日(日本時間19日)の3位決定戦はフランス―イングランドとなった(世界ランキングは6月11日時点)。
試合経過:アルゼンチンが終盤に逆転
試合はイングランドが55分に右クロスに合わせたゴードンのゴールで先制。しかし、その後は守備的な戦術をとったこともあり、前線が孤立。決定機はこの1点のみだった。
一方のアルゼンチンは85分、フェルナンデスのゴールで同点に追いつくと、後半追加タイムにLa・マルティネスがヘディングシュートを決めて勝ち越した。イングランドは守備陣が耐えきれず、敗戦となった。
ケーンとベリンガム、絶対的ストライカーが不発
イングランドはエースのケーンとベリンガムが不発に終わった。準々決勝までの6試合で挙げた13得点のうち、ケーンとベリンガムがそれぞれ6ゴールを記録していたが、この日は相手の激しいマークに遭い、持ち味を生かせなかった。
ケーンは試合後、「ボールをクリアしたり奪い返したりした時、(高い位置で)うまくキープできなかった」と嘆いた。また、「選手やスタッフ、裏方として支えてくれた人たちのことを思うと、本当にやりきれない」と吐露した。
ベリンガムの仕掛けも周囲のサポートが得られず阻まれ、チームにそれ以上の攻め手はなかった。勝ち越された後にラッシュフォードらアタッカーを投入したが、ゴールは遠かった。
サッカーの母国、復権は持ち越しに
イングランドは地元開催だった1966年大会以来となる頂点への道がついえた。1点のリードでは十分ではなく、終盤に試合をひっくり返された形だ。サッカーの母国の復権は、またも持ち越しとなった。
試合の布陣と交代は以下の通り。イングランドはコンサ(72分ゴードン)、バーン(82分ジェームズ)、オライリー(82分ライス)、トニー(96分+ストーンズ)、ラッシュフォード(96分+スペンス)を投入。アルゼンチンはゴンサレス(64分パレデス)、オタメンディ(72分Li・マルティネス)、デパウル(72分シメオネ)、モンティエル(72分モリナ)、La・マルティネス(81分タリアフィコ)を投入。警告はイングランドのアンダーソン、アルゼンチンのLi・マルティネス、ロメロ、デパウルに与えられた。



