サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3か国大会は11日(日本時間12日)、準々決勝の2試合が行われ、4強が出そろった。イングランド(世界ランキング4位)はノルウェー(同31位)に2-1で逆転勝ちし、2大会ぶりのベスト4入りを果たした。連覇を狙うアルゼンチン(同1位)はスイス(同19位)を3-1で下し、世界ランク上位4チームがそのまま4強に進出した。準決勝はフランス(同3位)対スペイン(同2位)、イングランド対アルゼンチンの顔合わせとなる(世界ランキングは6月11日時点)。
イングランド、ベリンガムの2得点で逆転勝利
イングランドは1点を追う前半追加タイムに、ベリンガムがゴール前に切り込んでシュートを決め、同点に追いついた。さらに延長前半に、再びベリンガムがこぼれ球を押し込み、勝ち越しゴールを挙げた。ノルウェーは36分にシェルデルップが豪快な先制ゴールを決めたが、その後は追加点を奪えず、逆転負けを喫した。
ボールがワイヤに接触?FIFAが声明
試合の前半追加タイム、ノルウェーのGKニーランが蹴ったボールが、カメラをつり下げるためにピッチ上部に張られたワイヤに当たったように見える場面が、議論を呼んだ。落下したボールをイングランドの選手が収め、同点弾につながったため、ノルウェーの選手らがゴールの無効を主張したが、判定は覆らなかった。
国際サッカー連盟(FIFA)は声明を発表し、「ボールに内蔵されたセンサーのデータには、異常な変化は記録されなかった」と説明した。ノルウェーのソルバッケン監督は「不運だったが、これもサッカーの一部。受け入れるしかない」と淡々と語った。
準決勝の展望
準決勝では、フランス対スペイン、イングランド対アルゼンチンのカードが組まれており、世界ランキング上位4チームによる激戦が予想される。イングランドは前回大会の準優勝に続き、2大会連続の決勝進出を目指す。一方、アルゼンチンは連覇を懸けて、強敵イングランドに挑む。



