アジア大会ボランティア最高齢91歳、カバディ運営サポート「世界に恩返し」
アジア大会ボランティア最高齢91歳、カバディ運営サポート

アジア・アジアパラ競技大会(読売新聞社協賛)で、18歳から91歳まで約4万人のボランティアが大会を支える。東海市でカバディ(21~26日)の競技運営サポートを務める安楽博勲さん(91)(知多市)はボランティア最高齢。国際経験豊富な91歳はその日を心待ちにしている。

国際経験を生かしたこれまでの歩み

安楽さんは当時の富士製鉄広畑製鉄所(兵庫県)に勤務。USスチールから冷間圧延の新技術導入の際、英文技術書を読み、米国人から指導を受けた。31歳で東海市へ。北九州市、ブラジル、名古屋と転勤を繰り返した。

退職後は、米国の語学学校に3か月通い、オーストラリア人の招きで同国に1か月滞在。東海市国際交流協会で日本語講師を約30年務めた。姉妹都市交流で約15年前に訪ねたトルコでは「日本語教室を開き、交流を促進したい」と6か月の講座を開いたこともある。

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大会への参加とカバディへの準備

中部空港の開港時ボランティアも務め、今回も「体を動かすのが好き。好奇心が強く、何でもやってみようと思う」と手をあげた。

安楽さんは17日から公式演習に入り、20日は知多市の練習場へ。21日の予選から26日の決勝まで会場で活動する。原則午前7時~午後4時、競技エリアや選手控室の準備と清掃、選手の誘導や対応などを分担する。「通訳という役割ではないが、必要と思えば援助したい」と話す。

選手への思いと意気込み

カバディの競技開始に向け、大会組織委員会の各国あいさつ言葉表に、「頑張って」「惜しかったね」「また会いましょう」などを加えた独自の表を作り、持ち歩くつもりだ。5月の事前大会を自主見学してルールを覚え、日本代表(候補)選手と記念撮影もした。今月は聖火リレーを見て気持ちを高めた。

「選手に言葉をかけて日本の印象を刻んでもらう。私が世界で受けたおもてなしを大会で返したい」と意気込む。

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