ラグビーのリポビタンDチャレンジカップが5日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムで行われ、日本(世界ランキング12位)はカナダ(24位)に57―12で快勝した。日本は前半、FW岡部崇人選手やCTB広瀬雄也選手らがトライを奪い31―7で折り返すと、後半もFW稲場巧選手らのトライで加点した。対戦成績は日本の20勝4分け10敗となった。
接点での攻防に課題
格下のカナダから9トライを奪ったが、日本は接点での攻防で課題を残した。FW原田衛選手は「抜け出した味方への寄りが遅れた」と振り返り、絡まれて相手に球を渡す場面が続いた。
この日、主将を務めたSH斎藤直人選手は「若いチームなので勝てたのは自信になるが、快勝だとは思っていない」と認めた。日本がめざすのは来年のワールドカップ(W杯)での4強進出。そこから逆算すると、選手たちの言葉に反省が多かったのも納得できる。
次戦は米国と対戦
日本は12日、パシフィックネーションズカップの準決勝で米国(14位)と対戦する。カナダ戦前は試合のための調整よりも、強度の高い練習を優先し、PNCで優勝するためあえて追い込んだという。
エディ・ジョーンズヘッドコーチ(HC)は試合後の会見で、接点での攻防に関する質問への回答を1度避け、「スクラムやラインアウトでは相手を破壊できた」と述べた。密集について重ねて聞かれると、「激しさはもっと見せられる」と答えた。PNCで勝てば決勝でフィジーと当たる確率が高い。ジョーンズHCは「今日とは違うチームを見せられると思う」と語っており、真価が問われるのはこれからだ。



