ソフトバンクは9日、西武との3連戦の最終戦に5-0で勝利し、8カード連続の勝ち越しを決めた。先発の前田悠伍投手が7回無失点の好投で、開幕から無傷の10連勝を飾った。
前田悠、7回無失点で10勝目
前田投手は西武打線をわずか4安打に抑え、二塁も踏ませない圧巻の投球を披露。リーグ最多に並ぶ10勝目を挙げたが、「うれしい。でも、まだシーズンは終わっていない」と淡々と語った。
初回からネビン選手の打席で球速151キロを計測するなど、調子の良さが光った。本人は「引っかかった球」と納得しなかったが、速球を軸に打者を押し込んだ。
味方の拙攻後にギアアップ
味方打線が三回に無死満塁で無得点に終わると、悪い流れを断ち切るため「一つ(ギアを)上げた」という。その裏を三者凡退に仕留めるなど、7回無失点の好投を「準備してきたものをしっかり出せた」と振り返った。
常に冷静なマウンドさばきが目を引くが、大阪・大阪桐蔭高時代は勝負所で力が入り過ぎ、体が突っ込んでしまいがちだった。今季はフォームの力感をなくすため、傾斜で自然と体が前に出る形を模索し、速球を強化。確かな手応えが自信につながっている。
指揮官も称賛、貪欲な姿勢
小久保監督は「(拙攻の後)あれでゼロで帰ってくるから大したもの」と目を細めた。開幕から無傷の10連勝で自身初の2桁勝利を達成したが、5失点した前回登板の楽天戦を念頭に「僕的にはもう負けている」と貪欲に高みを目指す。
また、小久保監督は西武との3連戦で勝ち越したことについて「めちゃくちゃ大きい。後半戦1発目のポイントを、いい形で勝ち越せた」と話した。



