ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が29日(日本時間30日)、本拠地でのホワイトソックス戦に先発登板し、7回を投げて自己最多タイとなる13奪三振を記録、今季11勝目(4敗)を挙げた。打撃でも2安打1打点の活躍を見せ、チームの5-2の勝利に貢献した。
圧巻の投球内容
大谷は初回から快調なピッチングを披露。最速99.8マイル(約160.6キロ)の速球を軸に、スイーパーやスプリットを交えながらホワイトソックス打線を翻弄した。7回までに許した安打はわずか4本、与えた四球は1つのみで、失点は2(自責点2)だった。
特に奪三振のペースが素晴らしく、3回までに6個の三振を奪取。5回にはこの日10個目の三振を記録し、自身の持つシーズン最多奪三振記録(昨季の219個)を上回るペースで三振を積み重ねた。13奪三振は、昨年8月のアストロズ戦でマークした自身のキャリアハイに並ぶ数字となった。
打撃でも存在感
打者としても「3番・指名打者」で先発出場した大谷は、2回の第2打席で左前打を放ち出塁すると、続く打者の適時打で生還。6回の第4打席では中前打を放ち、自ら投打で勝利に導いた。今季の打撃成績は打率.304、24本塁打、62打点と好調を維持している。
試合後、大谷は「投球は全体的に良かったが、特に変化球が効果的だった。打撃でもチームに貢献できて嬉しい」とコメント。エンゼルスのフィル・ネビン監督も「今日の翔平は特別だった。あれだけの投球をしながら打撃でも結果を出すのは本当に素晴らしい」と称賛した。
チームのプレーオフ争い
この勝利でエンゼルスは3連勝。アメリカン・リーグ西地区で2位のアストロズと3.5ゲーム差に迫り、プレーオフ争いをさらに盛り上げている。大谷は次回登板が7月4日(同5日)のパドレス戦に予定されており、自身初の12勝目がかかる一戦となる。



