第108回全国高校野球選手権神奈川大会4回戦(16日、サーティーフォー保土ケ谷)で、横浜が東海大相模を相手に4点のリードを奪い、試合を優位に進めている。このカードは一昨年と昨年の決勝と同じ顔合わせで、両校ともに全国制覇の経験を持つ神奈川の名門同士の対決として注目を集めている。
横浜が序盤から主導権
横浜は初回、先発の2年生左腕・小林鉄三郎が三者凡退に抑える好スタートを切る。その裏、東海大相模の先発は1年生左腕の吉永颯大。一回1死から野手の失策で走者を背負うと、2死二、三塁の場面で横浜の5番・田島陽翔(2年)に左前2点適時打を浴び、先制を許した。
横浜は二回にも2番・小林大雅(2年)の左前適時打で1点を追加。三回には内野ゴロの間にさらに1点を奪い、4-0とリードを広げた。東海大相模は27年ぶりにノーシードで大会に臨んでおり、序盤から苦しい展開となっている。
ファン殺到、球場は大混雑
この伝統の一戦を観戦しようと、多くのファンが球場に詰めかけた。県高校野球連盟によると、午前4時前から役員が対応に当たり、午前7時時点で当日券を求める列が約1キロに及んだ。開門直後には「今からお並びいただいても、入場券をお求めいただけない可能性があります」とのアナウンスが流れるほどの盛況ぶりだった。
県高野連は前日から公共交通機関の利用を呼びかけ、JR保土ケ谷駅から相鉄線星川駅を経由して球場へ向かう臨時バスを運行。当日券の販売窓口も増設し、混雑緩和を図った。
両校の対戦成績(2006年以降)
夏の神奈川大会での両校の対戦成績は以下の通り(横浜から見た結果)。
- 2025年決勝 ○横浜11-3東海大相模●
- 2024年決勝 ●横浜4-6東海大相模○
- 2022年決勝 ○横浜1-0東海大相模●
- 2017年決勝 ○横浜9-3東海大相模●
- 2015年決勝 ●横浜0-9東海大相模○
- 2014年準決勝 ●横浜3-5東海大相模○
- 2013年準決勝 ○横浜7-0東海大相模●
- 2011年5回戦 ○横浜3-1東海大相模●
- 2010年決勝 ●横浜3-9東海大相模○
- 2009年5回戦 ○横浜12-9東海大相模●
- 2007年準決勝 ●横浜4-6東海大相模○
- 2006年決勝 ○横浜15-7東海大相模●
この試合は、神奈川の高校野球を長年リードしてきた両校の対戦として、ファンからの人気が絶大。試合は現在も続いており、横浜がリードを守り切るか、東海大相模が逆転するか注目される。



