横浜高校の応援団部で、女子生徒として初めて団長を務める前川美彩さん(3年)が14日、全国高校野球の日南学園戦でアルプス席の最前列に立ち、声を張り上げて選手を後押しした。
バレー部で鍛えた声量を生かし入部
前川さんは中学時代はバレーボール部に所属。中学3年の夏、インターネットで同校の応援団部の存在を知り、バレー部で応援の声量を褒められたことがきっかけで入部した。
自身で55代目という団長は、これまで全員男性。「男子に負けない声を出せるだろうか」と不安になることもあったが、1回約3時間、「ハイソー」とひたすら声を出す練習やランニング、筋トレを週3回ほど続けて鍛えてきた。
校内で感謝されることも
学校生活で野球部員と関わることは少ないというが、校内ですれ違った際に「応援よかったよ」と感謝されることもあるという。
この日もキレのある動きで選手と応援団を鼓舞。アルプス席で応援した硬式野球部の下谷幸矢さん(3年)は「声がよく響いている。自分もしっかり声を出さなければ」と刺激を受けていた。
3年間の努力を甲子園で
甲子園は、前川さんにとって3年間の努力の成果を披露する舞台だ。「選手の背中を押せるような応援をして、優勝に導きたい」と力強く語った。



