第108回全国高校野球選手権山梨大会は14日、甲府市の山日YBS球場で2回戦2試合が行われ、春の県大会準優勝の東海大甲府と青洲が準々決勝へ進出した。東海大甲府は北杜に10-0で5回コールド勝ちし、毎回得点で圧倒した。
大沢風汰が復活の一発
東海大甲府の大沢風汰選手(3年)は三回一死一塁の場面で、直球を右翼方向へ運び、2点本塁打とした。大沢選手は1年生の冬、紅白戦で味方と交錯し右脚を骨折。1年間松葉づえ生活を強いられ、「プレーするのが怖くなった」と振り返る。復帰後はベンチプレスで筋力を高め、今春から2番打者としてレギュラーに定着したが、打球が飛ばずに悩んだ。そこで「引っ張る意識」を持ってティー打撃を重ねた結果、今大会は打順が初戦8番からこの日7番に上がり、通算3打数3安打と絶好調だ。
試合の流れ
東海大甲府は一回、伊沢選手の2点適時打で先制。三回に大沢選手の本塁打でリードを広げ、その後も得点を重ねた。投手陣は継投で北杜打線を零封。北杜は六回、赤岡選手の二塁打で好機を作ったが、後続が断たれた。東海大甲府の次戦は準々決勝で、15日には日本航空が吉田と対戦予定。
大沢選手の意気込み
「(次も)チャンスの場面で1本打って、チームを勝利に導きたい」と大沢選手は語った。東海大甲府は2年ぶりの優勝を目指す。



