夏の甲子園大会3回戦で、拓大紅陵は仙台育英に3-6で敗れ、準優勝を果たした1998年以来34年ぶりの8強入りを逃した。それでも、13日夜から記録的な豪雨に見舞われた地元・千葉へ白星を届けようと、最後まで気迫あふれるプレーを見せた。
34年ぶりの8強入りならずも、反撃見せる
坂巻監督は「悔しさはあるが、あれだけの反撃を見せてくれた。うれしかった」とナインをたたえた。先発は千葉大会6試合で2失点のエース二宮だったが、5回5失点と崩れた。
豪雨で県内は大きな被害が出た。高台にある同校は難を逃れたが、松戸市出身の左腕は「自分がゲームを壊してしまった」と大粒の涙をこぼした。
打線は12安打3得点、被災地の思い背負う
それでも、打線は宮城大会を2失点で勝ち抜いてきた仙台育英の投手陣から12安打3得点を挙げた。被災の影響で応援に来られなかった生徒らの思いも背負い、最後まで諦めなかった。
「千葉の方々に勇気、感動を与えよう」と鼓舞し、1安打1打点と気を吐いた加治主将は「最後まで諦めずに戦えた。災害で大変な中、いろんな交通手段を使って応援のために甲子園に来てくださった方々に『ありがとう』と伝えたい」と話した。



