夏の高校野球愛知大会、東邦と享栄が4回戦進出
夏の高校野球愛知大会、東邦と享栄が4回戦進出

第108回全国高校野球選手権愛知大会の3回戦が12日、県内各地の球場で行われ、シード校の東邦と享栄がそれぞれ勝利し、4回戦進出を決めた。

東邦、接戦を制す

昨夏の県大会準優勝の東邦は、名経大市邨を1対0で下した。投手戦を制した東邦は、守備陣も堅実で、無失点に抑えたことが勝因となった。

享栄、打線爆発

春の県大会優勝校の享栄は、知立東を8対1で破り、圧倒的な打力を示した。享栄は序盤から得点を重ね、投手陣も相手打線を1点に抑える好投を見せた。

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東海・柏原投手の奮闘

一方、ノーシードから勝ち上がった東海は、名古屋たちばなに3対1で敗れた。エースの柏原正教投手(3年)は、シード校相手に無四球で3失点と好投したが、打線の援護が得られず惜敗した。

柏原投手は「大会の雰囲気に慣れて落ち着いて投げられた」と振り返る一方、「もっと厳しく攻められた」と悔しさをにじませた。中高一貫校の東海で中学から野球を始め、中学時代は控え選手だったが、高校1年から公式戦で登板するまでに成長。昨夏の県大会初戦で先発し敗戦投手となったことを機に、投球フォームを一から見直し、チェンジアップなどの変化球を動画で研究して磨いた。また、細身だった体は3年間で体重が13キロ増加した。

初戦突破への強い思いが実り、多くの先輩や先生から祝福の声が寄せられたが、目標だったベスト32の壁は厚かった。野々川雄大監督は「力があるチームで色々なことを塗り替えてくれた。もっと勝ち進みたかった」と語る。柏原投手は「最後までいい試合ができたのはみんなのおかげ。一生の絆ができた」とチームメートへの感謝を述べ、マウンドを後にした。

今後の展望

大会は18日に7球場で16試合が予定されており、各シード校のさらなる躍進が期待される。

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