岡山学芸館、花巻東に1―4で敗戦 エース田路投手「感謝しかない」
岡山学芸館、花巻東に1―4で敗戦 エース田路投手「感謝しかない」

第108回全国高校野球選手権大会第10日の14日、岡山学芸館は花巻東(岩手)と対戦し、1―4で敗れた。岡山学芸館の投手陣は、初回に2点を先制されて以降は要所を締める粘り強い投球を続けていたが、六、七回に1点ずつ加点され、突き放された。打撃では再三の好機にあと1本が出ず、八回に1点を返すのがやっとだった。

エース田路投手の粘投

主戦・田路惣一朗投手は初回、立ち上がりに3本の長短打を集中され、2点を奪われたが、落ち着いていた。続く一死一塁のピンチで、相手5番打者を外角高めの直球で二塁ゴロ併殺打に抑え、追加点を許さなかった。「集中して投げ切れた。良いボールだった」と満足そうに振り返る。

昨夏の甲子園で、山梨学院(山梨)と対戦した3回戦。2点を追う五回にリリーフとしてマウンドに立ったが、集中打を浴びて6失点。1回も持たずに降板する屈辱を味わった。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

「甲子園での借りは甲子園で返す」

「甲子園での借りは甲子園で返す」。悔しさを忘れないため、スマートフォンの待ち受けに自身の甲子園での成績をスクリーンショットした画面を設定。この1年間、制球力やスタミナを磨き、鳥取城北との1回戦では見事勝利投手となった。

この日も二回以降は立ち直り、五回まで毎回得点圏に走者を背負いながら要所を締める好投を見せた。「甲子園は持てる以上の力を発揮させてくれる楽しくて最高の場所。感謝しかない」。試合後に悔し涙を流したが、その表情はすがすがしかった。(大村知輝)

「踊り子隊」がアルプス席を盛り上げる

岡山学芸館のアルプス席でひときわ目を引くのが、キレのいい踊りを披露する「踊り子隊」だ。ユニホーム姿の野球部員7人が応援団の最前列で手足をダイナミックに動かし、コミカルな踊りで応援をリードしていた。

「隊長」の平塚幹大さん(3年)によると、ポイントは「一見『ダサい』ように見えるシンプルな振り付けを、全力でキレよく踊る」こと。岡山大会開幕後、毎日1時間半ほど踊りの練習をしてきたという。最後の夏をスタンドで迎える悔しさもあるが、平塚さんは「これが自分たちにできること。踊りで盛り上がって点が決まった時は最高」と笑う。グラウンドに立てなくても、仲間を後押ししている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ