14日の全国高校野球で、日南学園は横浜と対戦した。アルプス席では、硬式野球部のクラスを担任する田中紘子教諭(30)が選手に優しいまなざしを向けて応援した。ヒットが出るたびに喜びで目に涙を浮かべ、試合展開に一喜一憂する姿があった。
クラス担任として見守る日々
田中教諭は2024年春から部員20人が所属するクラスの担任を務める。選手の素直な性格や懸命な姿を見て愛情がわいたといい、現3年生の学生生活を2年半、誰より近くで見守ってきた。
「俺らの代で甲子園行きたい」という選手の言葉を日頃から聞いていた。3年生の最後の夏の大会である宮崎大会の開会式前日、甲子園素盞嗚神社のお守りを3年生に渡した。
宮崎大会での涙と甲子園への送り出し
宮崎大会の全試合を現地で応援し、8年ぶりの甲子園出場を決めた瞬間もスタンドで涙を流した。「1年生の頃からしんどい思いをしていたのも知っていた。努力が報われたことがうれしかった」と語る。部員が甲子園に出発する際、空港でハイタッチして送り出した。
この日は、田中教諭は「1試合でも多く、一分一秒でも長く戦っている姿を見たい。強豪と戦うことを楽しんで」とエールを送った。



