三重、二桁安打で5年ぶり初戦突破 昨夏は無得点敗退から打撃強化
三重、二桁安打で5年ぶり初戦突破 昨夏の無得点敗退から打撃強化

三重(三重)は11日、夏の甲子園2回戦で松商学園(長野)に5―3で勝ち、2021年大会以来5年ぶりの初戦突破を果たした。一回に福田の適時打などで2点を先行し、三回と五回にも加点。松商学園は九回に山口の2点三塁打で追い上げたが、及ばなかった。

先制打で勢いづく打線

初回、一死一、二塁の好機で4番・福田が「後ろにつなぐ」ことだけを考え、2球目の直球をはじき返して中前へ運んだ。「いい打球を打てた」と振り返る。上位打線が生んだ先制点でチームは勢いづき、この日は12安打を記録。1~4番の4人がそろって複数安打を放つ破壊力だった。

昨夏の悔しさから打撃強化

昨夏の三重大会は無得点で初戦敗退。以来、走者を置いて投手の球を打つケース打撃の練習に重点を置いてきた。その成果は昨秋の東海大会で聖隷クリストファー(静岡)の本格派左腕・高部から10得点、今春の選抜大会では優勝した大阪桐蔭(大阪)から5点を奪う形で表れた。沖田監督は「打撃には自信がある」と話し、福田も「もっと納得のいく打球を増やしたい」と向上心を見せる。1年前の弱点は今、チームを救う武器となった。

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