第108回全国高校野球選手権大会(甲子園球場)で7日、第3試合の有明(熊本)―立命館宇治(京都)戦で、ビデオ検証が初めて実施された。
七回の二盗で検証要求
七回二死、有明の一塁走者が二盗を試み、二塁塁審の判定はアウト。有明が検証を要求したが、判定を覆すのに十分な確証を得られる映像がなかったとして、判定通りアウトとなった。
審判規則委員長のコメント
試合後、日本高校野球連盟の尾崎泰輔・審判規則委員長が取材に応じ、検証はスムーズに行われたとして「今後も最新の映像技術を使い、選手に対して正しく判定を返せるように運用したい」と強調。一方、検証後の説明で、確証を得られる映像がなかったとの判断理由に触れなかった点は「言葉足らずだった」と反省した。
監督の受け止め
有明の高見監督は試合後、「映像を見た上で(再度)判定してもらえるのは、すごくフェア。ありがたい」と振り返った。この日は第4試合でも検証が実施された。
導入の背景
検証は判定の精度向上に加え、判定を巡る審判への誹謗中傷を防ぐため、今大会で初めて導入された。



