第108回全国高校野球選手権第12日は16日、3回戦が行われ、神奈川県代表の横浜は、同じ関東勢の霞ケ浦(茨城)に5-2で逆転勝ちし、ベスト8入りを決めた。
三塁側アルプスで太鼓を叩く
三塁側のアルプススタンドでは大応援団が横浜ナインを鼓舞した。試合中、太鼓をたたき応援を率いていたのは野球部応援団の下谷幸矢さん(17)だ。
中学時代は滋賀野洲ボーイズで活躍し地元を離れ入部。「横浜で野球がしたかった」。毎日厳しい練習に耐え、今春の選抜大会では試合に出場できた。しかし、大会後は自慢の打撃が思うようにできず苦しんだ。
最後の夏、ベンチ入りならずも
最後の夏、ベンチ入りはかなわなかった。それでも「チームのために何かできることはないか」と考え、太鼓をたたく役目を志願した。
「正直悔しかった。でもだんだんとチームで全国制覇したいという思いの方が強くなった」。この日、魂込めた太鼓の音は、間違いなくナインにも届いたはずだ。
逆転劇と「21番目」の夏
チームは六回、鮮やかに逆転劇を演じた。全国の頂点に立つ日まで-。「21番目」の選手の夏はまだ終わらない。



