智弁和歌山―横浜、天理―健大高崎 4強激突 20日準決勝見どころ
智弁和歌山―横浜、天理―健大高崎 4強激突 20日準決勝見どころ

第108回全国高校野球選手権大会は20日、準決勝が行われ、智弁和歌山(和歌山)―横浜(神奈川)、天理(奈良)―健大高崎(群馬)が激突する。

智弁和歌山―横浜 総合力なら横浜が優位

総合力なら横浜が優位だろう。小野舜友、江坂佳史、千島大翼が4割超えの打率を残しており、下位まで切れ目がない。先の塁を狙う走塁意識も高く、1試合平均7得点は4強トップだ。

エース織田翔希は24回あまりを投げて奪三振33、防御率0.73と圧巻。準々決勝は九回に156キロを計測するなど、相手からすれば攻略が難しい投手になっている。疲労がどれだけ回復しているかが鍵になる。

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智弁和歌山は4番山田が打率1割台と苦戦

智弁和歌山は4番の山田凜虎が打率1割台と苦しんでいる。調子が良い1番長友悠成、3番井本陽太が出塁し、中軸の山田に長打が生まれたら、打線はさらに活気づく。

投手陣は和気匠太、長井心海、久葉亮太ら投手それぞれの投球数が少なく余力はある。打線が織田から大量得点を簡単には望めないからこそ、3失点以内に抑えたい。

天理―健大高崎 投手層の厚さで健大高崎がやや優位

ともに守り勝ってきた両校による対戦で、接戦が予想される。ただ投手層の厚さを考えると、健大高崎がやや優位か。

準々決勝こそ背番号1の石垣聡志が10回を被安打5で完封したが、本来は継投のチーム。独特な軌道のカーブを操る左腕北田莉玖や、140キロ中盤の速球で押す右腕石田翔大ら、タイプの異なる6投手が今大会すでに登板している。相手打線に狙い球を絞らせない陣容が整っている。

天理は先手を取るため一回の攻撃が鍵

一方の天理は2、3回戦で右腕長尾亮大が、準々決勝で左腕橋本桜佑が1人で試合を投げ抜いた。ただ、相手打線はビッグイニングを作れるつながりがあるため、交代の遅れは禁物。先手を取るためには、まず一回の攻撃が鍵になる。

2本塁打と好調な4番金本相有に、走者をためた状態で回したい。

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