第108回全国高校野球選手権大会第12日の16日、有明は3回戦で東日大昌平(福島)と対戦し、4-1で勝利して初のベスト8進出を決めた。
試合前のアクシデント、救援投手が先発に
有明の勝利の方程式が崩れたのは試合直前だった。工修哉投手が左手を負傷し、急きょ先発したのは救援の斉藤遼汰郎投手。工投手から「応援しかできないけど、任せた」と言われ、覚悟を決めた。「自分が投げきるしかない」
初回こそ高めに浮いた球を捉えられて先制を許したが、尻上がりに調子を上げた。伸びのある低めの直球が生き、三回以降、二塁を踏まれたのは七回だけ。公式戦の先発は昨年10月の九州大会以来だが、9回被安打5、1失点。気迫みなぎる109球の快投だった。
八回に逆転、一挙4点
1点を追う八回、重盗などで好機を広げ、代打・広沢遼太朗選手の2点適時打で逆転。続く栄井彰選手も2点適時打を放ち、この回一挙4点を挙げた。
高見一茂監督から「経験値とスタミナがある」と、1年秋に「背番号1」を託された。昨夏は熊本大会決勝までほぼ1人で投げ抜いた。だが、同じ左腕の工投手が台頭し、今夏は全て「工―斉藤」の2人の継投で勝ち上がってきた。
準々決勝は健大高崎と対戦
準々決勝は第13日第4試合で、健大高崎(群馬)と対戦する。



