第108回全国高校野球選手権県大会は14日、弘前市のはるか夢球場など4球場で2回戦8試合が行われた。八戸西は上北連合に七回コールド勝ちし、弘前工や青森商が3回戦に進んだ。15日は4球場で3回戦8試合が行われる。
弘前南・熊谷投手、7回無失点で雪辱
弘前南の熊谷渚投手(3年)が、今夏初登板で7回無失点の好投を見せた。味方の失策と安打で迎えた六回一死一、二塁のピンチに、「流れは渡さない。絶対に仕留めてやる」と気合を入れ直し、自信を持つ緩いカーブと直球で打者2人を打ち取った。
熊谷投手は昨年夏、青森山田戦で救援しながら打者4人で3失点と崩れ、途中降板した。その悔しさを忘れず、青森市内の自宅を毎朝5時半に出発。片道1時間半かけて登校し、朝練習を続けてきた。1年たって体重は5キロ増え、直球も大きく力強さを増した。
15日の3回戦へ、リリーフ起用が決定
15日の3回戦では、監督から「リリーフで使う」と伝えられている。熊谷投手は「毎朝早く、母は弁当を作ってくれ、父は仕事前に駅前まで送ってくれた。支えてくれた2人に、『見事な火消しを見せる』とさらなる活躍を誓っている」と語った。(橋本翔太)



