格闘家ヒロヤが、RIZINの榊原信行CEOがホストを務めるABEMAの格闘技YouTube番組『バラ散歩』に出演し、故郷・兵庫県姫路市で自身の原点をたどった。番組では少年時代の知られざるエピソードや家族との絆、格闘家としての歩みを赤裸々に語るとともに、18日に開催される『abc presents RIZIN LANDMARK 15 in HIROSHIMA』で対戦する山本アーセン戦への強い決意を明かした。
姫路の街を歩き、原点を振り返る
『バラ散歩』は、榊原CEOが選手ゆかりの地をともに歩きながら素顔や新たな一面を掘り下げる企画。今回の舞台はヒロヤの故郷・姫路市で、幼少期から現在までの歩みを振り返った。番組では、21歳頃まで過ごした本竜野駅周辺を散策。ヒロヤは、中学時代にけんかに明け暮れ、16歳で少年院に入り、17歳で出所後もしばらくは遊んで暮らしていた過去を赤裸々に語った。
当時、毎日のように「タイマン」を張っていたという公園も訪れ、中学時代の友人は「知らない人はいない」と当時を振り返り、アーセン戦に向けて「ヒロヤらしく怪我なくぶつかっていってほしい」とエールを送った。
実家を初公開、祖母と兄の存在
さらに、中学1年生から20歳で上京するまで暮らした実家も初公開。両親の離婚後に育ててくれた祖母・アツ子さんや兄・優太さんが出演した。祖母との思い出についてヒロヤが「お菓子を持って一緒に公園に行っていた」と語ると、アツ子さんは「素直で育てやすかった。私の宝物」と笑顔を見せた。
一方で、兄にはまったく逆らえなかったといい、自宅に残るタンスの穴を見ながら「中学の時に捕まったり学校に行かなかったりした時、お兄ちゃんにゲンコツされた。やり返せないので(タンスを)一発殴ったのを覚えています。大人になってからの方が気が合いますね」と懐かしんだ。また「勝って、カウンターの焼き鳥屋へ連れて行く約束をしている」と祖母への恩返しを誓った。
格闘技の原点、元練習仲間の証言
その後は、ヒロヤが格闘技を始めた総合格闘技道場も訪問。上京前の練習仲間で元パンクラス・フライ級3位の秋葉太樹は、「出会った当初は格闘技というよりパンチを振り回していた。スパーリングで一発でも当たると目の色を変えて本気で殴ってきた(笑)。でも強くなるために命すら削っていて、男として格好いい」と振り返った。
母・秀美さんがメディア初登場
番組後半には、親交の深い冨澤大智と居酒屋で本音トークを展開。さらに、メディア初登場となる母・秀美さんも出演し、幼少期のヒロヤについて「怒ったら貝になるように無口だった」と明かしたほか、過酷な減量を支える日々について「一番大変なのが水抜き。身体全部が筋肉痛になる。家族みんなで戦っています。試合が終わった後、『お母さんありがとうな』と言ってくれる時間がめちゃくちゃ嬉しい」と語った。
山本アーセン戦への決意と今後の展望
目前に迫るアーセン戦についてヒロヤは、「スタイル的にも似ているところがあるので、正直やってみないと分からない部分が多い。3ラウンドしっかり戦う死闘になるのも想像がつくが、自分がフィニッシュするイメージがある。自分の方が殺傷能力はあると思う。休んでいる間にグラップリングを強化した」と自信をのぞかせた。
さらに今後については「伊藤選手、神龍選手にもリベンジしたいが、まずは世間の評価をひっくり返したい」と語り、最後は「自分はここで絶対に勝ちを手にして、上に上がります。みなさんぜひ応援をお願いします」とファンへ力強く呼びかけた。



