杜の都の夏を彩る仙台七夕まつりが6日、仙台市で始まった。市中心部の主要6商店街には、複数の吹き流しがついた大型飾りおよそ270本が計約1500メートルにわたって並び、観光客らが写真撮影や散策を楽しんだ。
手作り飾りや復興願う短冊
サンモール一番町商店街(青葉区)の手芸専門店「ボタンのムツミヤ」は、約3メートルの吹き流し5基を全て店長とその家族が3か月かけて手作りで作成。デザインや色遣いが異なる5基に統一感を出し、きらびやかに仕上げた。
東日本大震災直後の七夕まつりで採用した不死鳥もあしらったといい、店の越山佳奈さん(52)は「いつも華やかさを大切にしている。多くの方が写真に収めてくれてうれしい」と話した。
市内の小中学生が折った約7万8000羽の折り鶴で作られた大型の飾りでは、熊本地震の復興を願う短冊もあった。
80回目の節目、初の宵踊りも
家族で訪れた仙台市太白区の76歳の女性は「七夕まつりが来るとより一層夏を感じる。鮮やかな飾りが風になびいている様子を見ると、心が穏やかになる」とほほえんだ。
今回は戦後に復活し、80回の節目。記念事業として7日午後7時半から「仙台七夕すずめ宵踊り」を初開催する。七夕飾りで彩られた東一番丁通で、特別の衣装を身にまとった約200人が流し踊りを披露する。
8日までの期間中、200万人以上の来場者が見込まれている。



