国宝埴輪「挂甲の武人」17年ぶり里帰り 群馬県立歴史博物館で展示
国宝埴輪「挂甲の武人」17年ぶり里帰り 群馬で展示

太田市飯塚町から出土した国宝「埴輪 挂甲の武人」が、高崎市綿貫町の県立歴史博物館で展示されている。東京・上野の東京国立博物館が所蔵するこの埴輪が県内で展示されるのは17年ぶりで、来館者の注目を集めている。

企画展「ヨロイを着た古墳人がみた世界」

挂甲の武人は、渋川市にある金井遺跡群の出土品が昨年9月に国の重要文化財に指定されたことを記念した企画展「ヨロイを着た古墳人がみた世界―奇跡の金井遺跡群―」で展示されている。当時の武人の甲冑姿を模した埴輪は、鉄製の防具「小札甲」や腰のくびれなどを細かく再現。国内で初めて甲を着たまま見つかった同遺跡群の「甲を着た古墳人」と同じ種類の甲だといい、会場で見比べてもらいたいと同館側に貸し出しを要請した。

展示内容と見どころ

会場では、挂甲の武人など国宝18点に加え、同遺跡群から出土した重要文化財を中心に843点を展示。担当学芸員の飯田浩光さん(46)は「埴輪の再現度の高さや出土品の歴史的価値を味わってほしい」と呼びかけている。

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開催概要

8月30日まで。一般1200円、高大生600円、中学生以下無料。休館日など問い合わせは、県立歴史博物館(027・346・5522)へ。

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