28日、熊本県熊本地方を震源とする震度7の地震が発生した。佐賀県内では神埼市と白石町で最大震度5弱を観測。佐賀地方気象台によると、県内で震度5弱を観測したのは2016年4月の熊本地震以来となる。また、県内の長周期地震動は階級2を観測し、有明海沿岸には一時津波注意報が発表された。
県の対応と被害状況
県は県庁内に災害警戒対策本部を設置し、関係機関と連携して情報の集約にあたった。午後6時に開かれた対策本部会議では、鹿島市の民家で壁が倒れる被害があったことや、九州電力玄海原子力発電所(玄海町)や佐賀空港(佐賀市)などに影響がなかったことが報告された。
自衛隊と消防の動き
陸上自衛隊佐賀駐屯地(佐賀市)は、駐屯地からJR佐賀駅付近までの区間を車両で巡回したほか、被災地支援が迅速に行えるよう輸送機オスプレイの離陸準備を整えていることを明らかにした。また、熊本からの要請を受け、県内の五つの消防本部が計約70人(午後5時半時点)の消防隊員を派遣することを決めた。
知事の呼びかけ
山口知事は会議で、「3日間程度は大きな余震がある可能性があり、県民に警戒を呼びかける。熊本の支援にも力を注いでいきたい」と語った。



