文化庁は26日、熊本地震で被災した国指定文化財の復旧・復興のため、クラウドファンディング(CF)などで寄付を募る官民連携の支援事業を28日から始めると発表した。名勝「松浜軒」(熊本県八代市)など3件の復旧費用に充てる。
対象となる文化財と被害状況
文化庁によると、松浜軒は江戸時代前期の大名庭園。長塀以外のほとんどの建造物が全壊した。他の支援対象は「江藤家住宅」(熊本県大津町)と「吉田松花堂」(熊本市)で、いずれも重要文化財の建造物。壁や梁に被害が生じた。
官民連携の取り組み
文化庁は、CFを展開する会社READYFOR(レディーフォー)などと連携し、寄付を促す取り組みを2024年に始めた。同年の能登半島地震で被災した文化財支援が第1弾で、今回は第2弾。
被害の全体像
文化庁のまとめによると、25日午後5時時点で、熊本、福岡、長崎、大分、鹿児島5県にある国指定・登録の文化財103件に被害が出た。うち熊本県が95件。



