中国南西部の重慶市で発生した土砂崩れによる死者が、23日時点で11人に達した。救助隊は依然としてがれきの中で行方不明となっている50人の捜索を続けているが、当局は「生存の兆候はない」と述べている。
土砂崩れの状況
17日に重慶市彭水県で発生した土砂崩れは、山のふもとや川沿いにある住宅を押し流した。国営メディアの映像には、大量の岩や土砂が住宅街や商店街になだれ込んだ様子が映し出されており、現場には多くの救助隊員が派遣されている。
彭水県当局は23日午後、ソーシャルメディアで「複数回にわたる生命反応の検知および捜索活動を行ったものの、生存の兆候は確認されていない」との声明を発表した。
救助活動の難航
「崩れた土砂の堆積量が非常に膨大であること、崩落した巨岩のサイズが大きく数も多いこと、現場の作業スペースが限られていること、そして斜面の安定性が乏しいことから、救助活動は極めて困難を極めている」と声明は述べている。「専門チームは24時間体制で、科学的かつ整然とした方法で遺体の捜索を継続している」という。
負傷者は10人となっている。



