「もっと丁寧にやって」「ちゃんと確認して」では若手社員は混乱するだけ…部下が育たない上司の3つの盲点とは
「もっと丁寧にやって」では若手社員は混乱するだけ…部下が育たない上司の3つの盲点

「もっと丁寧にやって」「ちゃんと確認して」。こうした指示は、若手社員にとって具体的に何をすればいいのかが分からず、混乱を招くだけだ。

指示を出す際に大切なのは、「どの段階で」「何を」「どこまで」やるのかを具体的に伝えること。これを一度行っておけば、「丁寧にやる」「ちゃんと確認する」の内容と手順が共通言語になり、その後の指示もぐっと伝わりやすくなる。

ソリューションフォーカスで未来の行動を引き出す

相手のつくる資料にミスが多かった場合を考えてみよう。「なんで確認しなかったんだ」と説教しても、相手は謝罪を繰り返すだけだ。「次からは気をつけて」も、具体的な行動が分からなければ改善にはつながらない。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

そこで有効なのが、「ソリューションフォーカス」の視点だ。「次に同じような資料をつくるとしたら、どんな手順を踏めばミスを減らせると思う?」と問いかけると、相手から「ひと通り確認したあとに最後に声に出して読み上げてみます」「隣の席の◯◯さんにも確認をお願いしてみます」といった具体的な答えが返ってくる。そうした「気をつけ方」が明確になれば、ミスは確実に減っていく。

重要なのは、「同じ状況にもう一度出くわしたら、どう行動するのか」という未来の行動に焦点を当て、冷静に問いかけることだ。それが、相手の成長を促すための最も有効なアプローチと言える。

苦手克服より強みを活かす

さらに、「苦手を克服すること」自体を目的にしないことも大切だ。教える側にとっても教わる側にとっても成果につながりやすいのは、「強みを活かして育てる」アプローチである。ただし、弱みにも向き合わなければならない場面が出てくることも覚えておきたい。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ