国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は2026年7月16日、2025年(1月~12月)における世界各国・地域別のTOEIC Listening & Reading Test(L&R)およびTOEIC Speaking & Writing Tests(S&W)の平均スコアを公表した。このデータは、TOEIC Programの開発・制作元であるETSがまとめたものだ。
日本のL&R平均は564点、リスニング313点・リーディング251点
日本のTOEIC L&R平均スコアは564点で、内訳はリスニング平均313点、リーディング平均251点。最高スコアは990点で、日本は世界の国・地域別ランキングで中位に位置する。一方、韓国は682点、中国は582点、台湾は581点と、アジアの主要国・地域では日本を上回る結果となった。
最も高い平均スコアを記録したのはドイツの851点で、次いでレバノンが850点、ベルギーが780点、イタリアが776点、インドが768点と続く。欧州諸国が上位を占める中、チュニジア(766点)、コスタリカ(763点)など非欧州の国々も高得点をマークしている。
TOEIC L&R 国・地域別平均スコア(2025年)一覧
以下が、ETSが集計した主要国・地域の平均スコア(降順)である。
- ドイツ: 851
- レバノン: 850
- ベルギー: 780
- イタリア: 776
- インド: 768
- チュニジア: 766
- コスタリカ: 763
- スペイン: 751
- ポーランド: 750
- フィリピン: 722
- フランス: 719
- マレーシア: 718
- モロッコ: 717
- アルジェリア: 713
- ペルー: 711
- マダガスカル: 697
- 韓国: 682
- チリ: 651
- レユニオン: 635
- カメルーン: 614
- ベナン: 611
- エルサルバドル: 609
- ミャンマー: 596
- セネガル: 583
- 中国: 582
- ブラジル: 581
- 台湾: 581
- コートジボワール: 577
- ベトナム: 576
- 日本: 564
- ガボン: 559
- メキシコ: 559
- 香港: 547
- パナマ: 543
- タイ: 531
- モンゴル: 519
- アルバニア: 509
- コンゴ共和国: 507
- インドネシア: 461
※TOEIC L&Rの最高スコアは990点。
日本の順位と英語教育への示唆
日本は564点で、調査対象国・地域の中で30位程度に位置する。アジア圏では韓国(682点)、中国(582点)、台湾(581点)に劣り、ベトナム(576点)にもわずかに及ばない。IIBCは「日本のビジネスパーソンの英語力は依然として改善の余地がある」とコメントしている。なお、TOEIC S&Wの平均スコアについても別途発表されており、日本のスピーキング・ライティング力の現状が示されている。



