「待つ勇気」が子の自立を育む プロ家庭教師と眼科医の対談最終回
「待つ勇気」が子の自立を育む 対談最終回

中学受験を中心に約45年にわたり子どもたちを指導してきたプロ家庭教師の西村則康氏(名門指導会代表)と、眼科医で窪田製薬ホールディングスCEOの窪田良氏による特別対談が最終回を迎えた。連載を通して見えてきた「伸びる子」と「伸び悩む子」の違いや、家庭環境、親の関わり方について掘り下げる。

「待つこと」が子どもの自立を育む

窪田氏が「子育てや受験で最も大切にしてほしいこと」を尋ねると、西村氏は「親はもっと待つ勇気を持ってほしい」と答えた。現代は情報が多すぎるため、親が先回りして子どもの障害物を取り除いたり、レールを敷きすぎたりする傾向があると指摘。「これをやらせなきゃ」「あれもやらせなきゃ」と焦る気持ちは理解できるが、親がすべてを管理すると、子どもは「自分で考える機会」を奪われると説明した。

窪田氏は第1回で語られた「自分で気づき、自分で動き出す子」を育てるには、その時間が必要だと応じた。西村氏は「子どもが失敗したり、立ち止まったりする時間を、親がぐっとこらえて見守る。それが『待つ勇気』です」と強調した。

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家庭は「安心できる基地」であるべき

対談では、家庭が子どもにとって「安心できる基地」であることの重要性も語られた。子どもが安心して学習できる環境を整えることが、自立への第一歩になるという。

子どもたちの未来に向けて

最終回では、長年の現場経験から見えた親の関わり方のヒントが示された。親の焦りを手放し、子どもの好奇心を育むためには、見守る姿勢が欠かせないというのが西村氏のメッセージだ。

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