全国学力テスト、小学6年女子が男子を全教科で上回る結果に
全国学力テスト、小6女子が男子を全教科で上回る

文部科学省は2025年7月15日、2025年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。小学6年生では、国語、算数、理科の全教科において女子の平均正答率が男子を上回る結果となった。中学3年生でも国語と理科で女子が男子を上回ったが、数学では男子が女子を上回った。

小学6年生の結果詳細

小学6年生の国語の平均正答率は女子が73.2%、男子が68.5%で、女子が4.7ポイント上回った。算数では女子が71.8%、男子が68.2%で、女子が3.6ポイント上回った。理科では女子が68.5%、男子が66.1%で、女子が2.4ポイント上回った。

文部科学省の担当者は「小学6年生では全教科で女子が男子を上回る傾向が続いている。特に国語では差が大きく、読解力や表現力の差が影響している可能性がある」と分析している。

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中学3年生の結果

中学3年生では、国語の平均正答率は女子が74.8%、男子が71.2%で、女子が3.6ポイント上回った。数学では男子が68.5%、女子が66.3%で、男子が2.2ポイント上回った。理科では女子が72.1%、男子が69.8%で、女子が2.3ポイント上回った。

数学で男子が女子を上回ったことについて、同担当者は「数学では空間認識や論理的思考を問う問題で男子が強みを見せる傾向がある。ただし、差は縮小傾向にある」と述べた。

経年変化と課題

全国学力テストは2007年度から実施されており、小学6年生では女子が男子を上回る傾向が長年続いている。中学3年生では教科によって結果が分かれるが、全体的な学力差は縮小傾向にある。

文部科学省は「男女間の学力差の要因として、学習時間や学習習慣、興味・関心の違いなどが考えられる。個々の児童生徒の特性に応じた指導の充実が必要だ」としている。

今回の調査は2025年4月に実施され、全国の小学6年生約103万人、中学3年生約98万人が参加した。

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