ミスコンから就活へ:SNSで10万フォロワーを獲得した彼女の選択
全国版の大学ミスコン「College選抜コンテスト」で審査員特別賞(3位相当)を受賞した法政大学出身の佐野さん(23歳)は、卒業後にモデル業を経ながらも、一般的な就職活動を経て金融業界への就職を選んだ。ミスコンから約1年でInstagramのフォロワーを10万人に増やした彼女だが、芸能界の厳しさを痛感し、社会経験を積むために就職を決意したという。
独自のSNS戦略で視聴者を獲得
佐野さんはミスコン出場時、他の出場者が配信アプリ内での視聴者獲得に注力する中、TikTokやInstagramから配信アプリにユーザーを呼び込む戦略をとった。「配信アプリのユーザー数には天井があるので、結局は視聴者の奪い合いになってしまう。であれば、別のユーザーがいるSNSから呼んだほうがいいと考えた」と語る。この仮説は的中し、SNSの伸びと比例して配信アプリの視聴者数も増加。最終的にファイナリストに選ばれ、審査員特別賞を受賞した。
アイドルオーディションの挫折
ミスコン後、佐野さんはモデル業を中心に芸能活動を始め、SNSフォロワーも順調に増加。しかし、並行して受けていたアイドルオーディションでは結果が出なかった。AKB48は5次審査中の3次審査まで進んだが落選。他にも「僕が見たかった青空」や「アソビシステム」など大手事務所のオーディションを受けたが、すべて不合格だった。「芸能界の現実というか、厳しさを痛感しました」と振り返る。
就活で選んだ金融業界
オーディションの挫折後、佐野さんは「まずは発信力をつけよう」とSNSに注力し、Instagramフォロワー10万人を達成。それでも自信を得るには不十分で、「芸能の道を完全に諦めたわけではなかったが、まずは就職して社会に出る経験をしよう」と就活を開始。将来の独立を見据え、知識や経験が得られる金融業界に絞り、得意の英語を生かすために外資系企業を中心に受験した。
面接での意外な反応
就活では、面接官から「なんで銀行受けてるの?」と聞かれることもあったという。佐野さんは「ミスコンやSNSの経験をどう伝えるか悩んだが、自分の強みを素直に話すようにした」と語る。最終的に国内金融機関に内定し、卒業後は一般企業で働きながら、将来的な芸能活動再開の可能性も模索している。



