中学英語でつまずく子どもたちの多くは、英語と日本語の「仕組み」の違いを理解していないことが意外な盲点となっている。Z会進学教室の森圭示講師は、英語を「カード並べゲーム」に例え、語順の重要性を強調する。
英語と日本語の基本構造の違い
森講師は授業で、日本語の文「私は英語を勉強します」と英語の文「I study English」を比較する。日本語は「私は」「英語を」「勉強します」の3つの文節に、英語は「I」「study」「English」の3つの品詞に分けられる。主語は「私は」と「I」、述語は「勉強します」と「study」に対応する。
しかし、生徒からは「文節?品詞?主語?述語?」と戸惑う声が上がる。そこで森講師は、言葉をカードに見立てて説明する。日本語も英語も3枚のカードに分けられ、「〜は」「何を」「どうする」の同じカードを持っているが、並び順が異なる。日本語は「どうする」が最後に来るのに対し、英語は「〜は」の直後に「どうする」が来る。この語順が英語では極めて重要だと指摘する。
英語には動詞が必須
生徒から「カード並べのゲームと思えば楽しい」との声が上がる中、森講師は「英語はカード並べゲームと同じ。カードをどの順で並べるか、どこに置くかが大事」と説明する。さらに「私はうれしい」を英語にする例題を示し、日本語と英語の構造の違いを理解することの重要性を訴えている。
この記事は、森圭示氏の著書『小学校高学年から使える 英語でつまずかない本』に基づいており、中学英語でつまずく前に、日本語と英語の仕組みの違いを理解することがカギだと結論づけている。



