2025年度に東京メトロで最も混雑率が高かったのは日比谷線で、最混雑区間の「三ノ輪→入谷」では、7時50分から8時50分までの輸送力2万7,945人に対し、輸送人員は4万5,550人だった。混雑率は163%で、輸送力・輸送人員ともに前年度から変わっていない。
この混雑率は、日暮里・舎人ライナー(176%)、西鉄貝塚線(169%)、JR埼京線(167%)に次ぐ、全国ワースト4位に相当する。
東西線は輸送人員が4000人以上増加
東京メトロ東西線の最混雑区間「木場→門前仲町」は、輸送力4万500人に対し輸送人員が6万4,800人で、混雑率は160%だった。輸送力は前年度と変わらない一方、輸送人員は4,000人以上増えており、混雑率は前年度の150%から上昇した。
一方、西側の「高田馬場→早稲田」間は混雑率104%(前年度は110%)で、輸送人員も前年度より2,000人以上減少している。
東京メトロ9路線中7路線が150%以上
ほかの路線では、南北線「駒込→本駒込」が156%(前年度152%)、丸ノ内線「新大塚→茗荷谷」が154%(同146%)、有楽町線「東池袋→護国寺」が153%(同145%)、銀座線「赤坂見附→溜池山王」が153%(同147%)、千代田線「町屋→西日暮里」が150%(同148%)となり、各線で前年度を上回った。
東京メトロの9路線のうち7路線で、最混雑区間の混雑率が150%以上となっている。なお、調査方法は2025年度から平日5日間平均に変更された。
都営地下鉄は新宿線が最も混雑
都営地下鉄で2025年度の混雑率が最も高かったのは都営新宿線で、最混雑区間の「西大島→住吉」が152%(前年度150%)だった。2024年度に都営で最も高かった都営大江戸線は、「中井→東中野」間で147%(前年度155%)となり、最混雑時間帯の輸送力は大きく変わっていないものの、輸送人員が前年度より1,000人以上減少した。



