川崎市バス運賃20円値上げ、来年4月から240円に
川崎市バス運賃20円値上げ 来年4月から240円

川崎市は30日の市議会環境委員会で、市バスの安定的な運行に向け、来年4月から運賃を20円値上げして240円にする方針を示した。物価高騰の影響を受けたもので、通勤定期運賃(1か月)も900円引き上げて1万800円とする。

値上げの背景と影響

市交通局によると、物価高騰を背景に、営業所の整備費や運転手・整備員の人件費の増加が見込まれる。現行運賃のままでは今年度から収支が赤字となり、2030年度には経営健全化計画の国への提出が義務付けられる見通しだ。運賃改定が行われると年間約6億円の増収が見込まれるという。通学定期運賃は子育て世代の負担軽減のため据え置く予定。

上限運賃の引き上げ

条例改正後、市は収受できる上限運賃を220円から260円に引き上げることについて国に認可申請する。上限運賃が実施運賃を上回ることについて、同局は「中東情勢の変化など不測の事態に迅速に対応するための措置で、再値上げを予定しているわけではない」と説明する。

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市立施設の利用料も値上げ

この日は市議会総務委員会で、スポーツセンターや斎場などの市立施設の利用料金や、し尿処理などの手数料についても来年4月から値上げする方針が示された。4年ごとに行っている、使用料・手数料の全庁的な見直しによるもので、具体的な施設名や値上げ幅については、9月定例会に提出する関連の条例改正案で明らかにする。

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