2023年の大雨で全線不通になったJR美祢線のバス高速輸送システム(BRT)での復旧に向け、山口県美祢市とJR西日本は1日、同市の於福公民館で住民説明会を開いた。約40人の地域住民らからは、停留所の位置などについて質問や要望が相次いだ。
停留所は最大計21か所
同線の復旧を巡っては6月、県や沿線3市、同社などでつくる法定協議会が、BRT事業の概要を盛り込んだ計画の素案を承認。この日は、市の担当者が計画を基に、停留所の設置場所を通常ルートと快速ルートで最大計21か所とすることなどを説明した。
また、10月から来年3月までの実証運行の際、昨年12月に実施した住民説明会での要望などを反映させた七つの新停留所を利用することも紹介。期間中の利用実態に応じて今後、協議会で停留所の可否を決定することを報告した。
住民からは暑さ対策の要望も
住民からは、「実証運行中に必要とされなくても、数年後に必要とされる時期が来るのでは」「バス停で待つ際の暑さ対策を講じてほしい」といった質問や要望が寄せられた。同社広島支社の西嶋俊輔・地域交通(山口)課長は「利用者の年齢や土地など、あらゆる要素を踏まえて検討していく」と述べた。



