ADHDと聞くと、「多動」や「不注意」といったネガティブな特性を思い浮かべる人は多い。しかし、それはADHD脳の一側面にすぎない。ADHD脳を持つ子どもは、「超ポジティブ」「ノンバーバル思考」「桁外れのエネルギー」といった才能を持っている。
その才能を開花させるには、親がポジティブな視点から子どもと向き合うことが重要だ。脳内科医・小児科医の加藤俊徳氏は、そのように説く。
誤解されやすいADHD脳の行動
思いどおりにならないと癇癪を起こす、パニックになって床に寝転がって騒ぐ、じっと座っていられない、相手を傷つける言葉を投げる。こうしたADHD脳の特性による行動は、背景を知らない人には「しつけがなっていない子」「いじわるな子」「ヤバいやつ」といったネガティブな印象を与えがちだ。
そして「親の育て方が悪い」と責任を問われ、心も体も消耗しながら子育てをする親は少なくない。「あなたがちゃんと育てないからこんな子になる」と言われることは、愛情を持って育てている親にとって心をえぐられる言葉だ。
しかし、はっきり言えるのは、ADHD脳特有の言動は決して親のせいではないということだ。
ADHD脳の才能を引き出すには
加藤氏の新刊『すごいADHD脳 -天才的な能力を200%引き出す方法-』では、ADHD脳の子どもが持つ天才的な能力を存分に発揮するためのポイントが解説されている。
記事では、ADHD脳のカギとなる「ドーパミン」や「ドーパミン不足のサイン」、子どもの動機付けをコーチングする考え方などが示される。



