新米「ちほみのり」出荷始まる、価格下落で農家に懸念の声
新米「ちほみのり」出荷開始、価格下落で農家に懸念

兵庫県但馬地域で米の収穫が始まり、JAたじまは27日、新米の出荷を開始した。コメの民間在庫量が膨らみ、全国的に「コメ余り」が指摘される中、農協関係者からはコメ作りへの影響を懸念する声が聞かれた。

豊岡市で「ちほみのり」の初出荷

出荷が始まったのは、豊岡市で収穫された極早生品種の「ちほみのり」。同市清冷寺の貯蔵施設「こうのとりカントリーエレベーター」では21日から荷受けを開始した。主力品種のコシヒカリは29日から集荷する予定。

JAたじまによると、今年は梅雨明け後に高温となり、雨も少なかったが、「ちほみのり」では高温障害が比較的少なく、品質は昨年より良好な傾向だという。管内の水稲農家2963戸と契約を結び、9140トンの集荷を目指している。

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価格下落への懸念と初出荷式

この日は同施設で「初出荷式」が行われ、JAや市などの関係者がくす玉を割り、コープこうべ(神戸市)向けの玄米約13トンを積んだトラックを送り出した。

山下正明組合長は「昨年は非常に高い価格で推移したが、今年は全国的に30~40%下落してしまい非常に残念。生産可能な価格にならないと米農家は衰退してしまう。消費者の方に理解をいただきながら米を食べてほしい」と話した。

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