福井県を襲った大雨は、日本海上空に停滞していた「秋雨前線」が原因で発生した。これは、27日に石川、富山両県で起きた局地的大雨と同じメカニズムによるものだ。
秋雨前線とは何か
秋雨前線は、夏から秋への季節の変わり目に、日本の北側の寒気と南側の暖気が衝突することで現れる。通常は弱い長雨をもたらすが、台風などと重なると豪雨災害を引き起こすことがある。今年は、今月下旬から北陸付近に位置していた。
台風18号の水蒸気が影響
気象庁によると、太平洋高気圧の西縁に沿って、暖かく湿った空気が日本海に向かって流れ込み、秋雨前線を刺激した。この空気には、今月下旬に東シナ海を通過した台風18号がもたらした大量の水蒸気が含まれており、雨雲を次々と発達させる要因になったと考えられる。
今後の注意点
気象庁は、大雨が降った後も土砂災害が発生する恐れがあるとして、注意を呼びかけている。



