「マイナ保険証」利用、過去最高の8.3%に
マイナ保険証利用、過去最高8.3%に

マイナンバーカードを健康保険証として利用する「マイナ保険証」の利用が、過去最高の8.3%に達したことが分かった。政府は2024年秋に現行の保険証を廃止する方針を示しているが、利用率は依然として低水準にとどまっている。

利用率の推移と背景

厚生労働省が発表したデータによると、マイナ保険証の利用率は2023年6月時点で8.3%となり、前月の7.7%から0.6ポイント上昇した。これは、マイナ保険証の運用が始まった2021年10月以降で最高の水準となる。

政府は、マイナ保険証の普及を進めるため、2024年秋に現行の保険証を廃止し、マイナ保険証に一本化する方針を打ち出している。しかし、利用者の間では、従来の保険証に慣れ親しんでいることや、マイナンバーカードの紛失・盗難への不安などから、利用率が伸び悩んでいる。

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今後の課題

政府は、マイナ保険証の利用率向上に向けて、医療機関での受付システムの改善や、国民への周知活動を強化する方針だ。また、2024年秋の保険証廃止に向けて、これまでにマイナ保険証を取得していない人への対応が課題となっている。

マイナ保険証の利用拡大は、医療費の適正化や行政手続きの効率化につながると期待されているが、一方で、個人情報の保護やシステムの安定性に対する懸念も根強い。政府は、こうした懸念を払拭するための取り組みを進める必要がある。

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