三重県津市で7月11日、海洋ゴミ問題への理解を深めるイベント「みんなでまもろう! ぼくたちのしぜん」が開催され、市内の小学生とその保護者ら約70人が参加した。主催は津青年会議所で、海岸や川岸に打ち上げられるゴミの問題を身近に感じてもらうことを目的としている。
岩田川でのゴミ拾いと放置船の撤去見学
参加者はまず、市内を流れる岩田川沿いでゴミ拾いを実施。その後、少なくとも25年前から同川に放置されていた船の船首部分をクレーンで引き揚げ、撤去する作業を見学した。この船は長年にわたり放置され、地域の景観や環境に悪影響を及ぼしていたという。
見学した女子児童(10)は「船の中に泥がたくさんたまっていて、すべて撤去するのは大変そう。海や川にゴミを捨てたら駄目だと思った」と感想を述べた。イベントを通じて、子どもたちは環境保全の重要性を実感した様子だった。
地域の環境問題への関心高まる
津青年会議所の担当者は「子どもたちに実際の現場を見てもらうことで、ゴミ問題を自分事として考えてほしい」と話している。今回のイベントは、海洋ゴミ問題の深刻さを伝えるとともに、地域の環境美化意識を高める一環として企画された。参加者からは「今後もこうした機会を増やしてほしい」との声が上がっている。



