熊本地震で稼働を停止していた工場の一部で、再開の動きが始まった。半導体製造装置大手の東京エレクトロンは30日、熊本県合志市と大津町の工場で8月3日から本格生産を再開する方針を明らかにした。
半導体大手のルネサスエレクトロニクスは、車載半導体などを手がける同県錦町の工場で29日夜から生産を再開。熊本市の工場でも8月5日に再開する予定だと発表した。三菱電機も30日、合志市と菊池市にあるパワー半導体の工場で、一部の工程の操業を再開した。
三菱自動車は部品供給遅れで停止
一方、三菱自動車は30日、軽自動車などを生産する岡山県の工場で、一部車種の生産を同日夜から停止すると明らかにした。部品供給の遅れが原因としている。ヤマハ発動機は、船外機などを製造する熊本県八代市の子会社工場で31日まで操業を停止。8月3日以降の再開は未定だ。
スーパーも順次営業を再開
休業していたスーパーなども営業を順次再開している。「ゆめタウン」や「ゆめマート」を展開するイズミは、熊本県内の全35店で休業したが、30日には19店で営業を始めた。
コスモス薬品も全120店のうち半数以上を休業したが、30日までに110店で再開。「マックスバリュ」や「ザ・ビッグ」を運営するイオン九州も順次再開しており、「ライフライン(生活物資補給路)の確保のために、早期の営業を目指す」(広報)としている。



