厚生労働省が28日に発表した人口動態統計の速報値によると、今年1~6月の出生数は前年同期比0.8%(2788人)増の34万2068人(外国人を含む)となり、上半期では2015年以来、11年ぶりに前年を上回った。
都道府県別では26都道府県で増加
都道府県別では、東京都(2278人増)、愛知県(517人増)、福岡県(438人増)など、26都道府県で上昇がみられた。
婚姻数の持ち直しが要因か
出生数はコロナ禍をきっかけに急速な低下が進み、昨年の上半期は過去最少を記録した。今回微増に転じたのは、婚姻数が持ち直したことが要因とみられる。2024年から2年連続で増加しており、今年上半期も23万8979組で0.2%増えた。24年からの児童手当の大幅拡充も後押しになった可能性がある。
少子化の流れは続く
ただ、出生数が40万人を下回るのは5年連続で、少子化の流れは続いている。上半期の出生数から死亡数を引いた自然増減はマイナス43万6914人だった。



