フランス・パリ南東部に位置する歴史的なフォンテーヌブローの森で発生した山火事は、13日までに1300ヘクタール以上を焼き尽くし、警察は放火の疑いで2人を逮捕した。内務大臣ロラン・ヌニェス氏が明らかにした。
火災の発生と拡大
火災は12日、パリから南東約60キロのフォンテーヌブローの森で発生。同森林はかつて王室の狩猟場として知られ、現在は閑静な村々が点在する地域だ。熱波の影響で北部フランスでは珍しい山火事が急速に広がり、週末の交通にも混乱が生じた。
消火活動と避難
13日は終日、航空機と地上部隊による消火活動が続けられた。ヌニェス氏によると、同日午後までに最初の火災は約1200ヘクタールに拡大。さらに同日午後には2件目の火災が発生し、約100ヘクタールを焼失。フォンテーヌブロー周辺では約1000人が避難を余儀なくされた。
放火の疑いと逮捕
ヌニェス氏は夜のテレビニュースで、フランス全土で59人が逮捕され、フォンテーヌブローの火災に関連して2人が「故意または偶発的な放火」で逮捕されたと述べた。当局は火災が意図的なものか調査中。「1000メートルの範囲内に約10の発火点があり、故意の発火の可能性を示唆している」と説明した。
影響と今後の見通し
熱波が続く中、消火活動は難航しており、火災の鎮圧には数日を要する見通し。環境への影響や住民の安全確保が課題となっている。



