東武日光線の新鹿沼駅(栃木県鹿沼市)で20日、除草薬を散布中だった作業員4人が特急「スペーシアX」と接触して死亡した事故について、運転士は見張り員から進入可能との合図を受けて駅に入ったと説明している。しかし、なぜ事故が発生したのか、詳細は明らかになっていない。
東武鉄道が謝罪、原因究明を約束
20日夕、東京都千代田区の国土交通省で開かれた記者会見で、東武鉄道の鈴木孝郎・鉄道事業本部長は「このような重大事故を発生させたことを真摯(しんし)に受け止め、今後事故の原因を究明した上で、二度とこのようなことが起きないように再発防止対策を徹底してまいりたいと思います。本当に申し訳ありません。この場を借りて深くおわび申し上げます」と述べ、頭を下げた。
事故当日の作業体制と規定
同社の説明によると、この日は午前9時に点呼を実施。見張り員の配置、列車の往来の把握、作業員を待避できる状況などが適切で、安全が確保できる場合は、列車が走っている日中の作業を認める規定があるという。事故当時は、作業員6人と作業指揮者1人、見張り員3人の計10人態勢で除草薬を散布する作業をしていた。
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