大雨の影響でJR室蘭線が土砂崩れにより寸断され、札幌と函館を結ぶ特急「北斗」が運休となったことを受け、29日から両都市を結ぶ高速バスの臨時増便が始まり、鉄道から振り替えた乗客らで満席となった。
臨時便は9月2日まで運行
札幌―函館の都市間高速バス「高速はこだて号」は、9月2日まで臨時便が運行される。札幌市中央区のバス乗り場では29日、函館行きの臨時便に、大きな荷物を抱えた観光客らが次々と乗り込んだ。
夫婦で旅行中の千葉県船橋市の男性公務員(62)は、この日乗車予定だった特急券を払い戻してバスに振り替えたといい、「知人と会う予定があったので、移動手段として臨時便はとても助かる」と話した。
全便満席、空の便も影響
道内バス各社によると、29日は「高速はこだて号」で全便満席で、同区間を結ぶ「函館特急ニュースター号」もほぼ満席となった。30日以降も、9月2日まで残席が少ない状態だという。空の便でも29日、北海道エアシステム(HAC)の札幌丘珠―函館線で満席の便が出るなどした。
特急「北斗」は9月2日まで運休見込み
JR北海道によると、特急「北斗」は9月2日まで運休の見込み。29日は「北斗」22本を含めた列車計47本が運休となった。
また、大雨で川の水が濁り、28日から約4500世帯で断水が続いていた白老町では、29日午前11時に断水が全面解消した。



