福岡県古賀市の保護司会が、若者の闇バイト加担を防ごうと、若者との対話を通じて互いの問題意識を高める取り組みを行った。
粕屋保護区保護司会古賀支部が企画し、約10人の保護司が中学生から20歳代までの若者たちと意見を交わした。通常は犯罪や非行をした人の立ち直りを支援する活動をしており、未然防止に主眼を置いた活動は初めてだという。
児童館で対話イベント
7月中旬、市内の児童館で、日常的に中高生らが訪れる放課後の時間帯に実施され、約20人が参加した。
同支部は、元警察官の保護司を中心に「短期間で高収入と聞くと心が揺さぶられる?」「(秘匿性の高い)通信アプリ『シグナル』『テレグラム』を知ってる?」などの質問を準備した。数人ずつのグループに分かれ、保護司が進行役となって若者の発言を促した。
若者の反応と実情
「高収入に心が動くか」の質問では意見が分かれた。事件で使われる秘匿性の高い通信アプリについては、大半が「知らない」と答えた。
一方、オンラインゲームのチャットなどで面識のない相手と気軽にやり取りしている実情が浮き彫りになった。高級車を指すとされる「猫」など、SNSの闇バイト募集の隠語も話題になり、「(バイト探しの際に)気を付けている」と話す若者もいた。



