大阪市は25日、市議会建設港湾委員会で、6月の大雨で水没し運転不能となった住之江抽水所(住之江区泉2丁目)の雨水ポンプについて、完全復旧の時期を2029年度末と想定していることを明らかにした。
6台中1台は2027年夏までに修復
市によると、水没したポンプ全6台のうち、少なくとも1台は部品の入れ替えなどの修復により2027年夏までに稼働させる。他のポンプについては新規購入を想定している。
当面は仮設ポンプで対応
ポンプは、通常の下水処理能力では対応できない大雨に備え、雨水をためる巨大な地下水路「なにわ大放水路」から水をくみ上げ、川に排水する役割を担う。市は当面、仮設ポンプで対応するが、本来の排水能力には到底及ばず、大雨予報の際は対象地域に「通常より浸水のおそれが高い」とSNSなどで注意を呼びかけている。
千葉県の豪雨被害を受け抜本対策求める声
千葉県では8月、豪雨により降水量が下水道の限界を超え、行き場を失った雨水が地表にあふれる内水氾濫が市街地で発生し、死者が相次いだ。この日の委員会では、ゲリラ豪雨に備えた抜本対策を求める意見も委員から相次いだ。



