フランス北部の町バーブラージュで、1歳3か月の双子の女児が脱水症状で死亡する痛ましい事件が発生した。現地警察は29日、両親であるカップルを拘束したと発表した。捜査関係筋が明らかにしたところによると、このカップルには他に4人の子どもがおり、いずれも3歳、4歳、5歳、6歳で、同様に脱水症状を呈して病院に搬送されたが、命に別条はないという。
事件の経緯と発見
警察の説明によれば、カップルが自宅のベッドの中で息絶えている双子を発見し、直ちに救急通報を行った。暫定的な検視結果では、死因は脱水症状であることが示されている。フランスは先週から記録的な熱波に見舞われており、猛暑による死亡者が急増している。この酷暑の中、車内に置き去りにされるなどして幼い子どもが相次いで死亡するケースが報告されており、今回の事件も熱波の影響が強く疑われている。
地域社会の反応と背景
バーブラージュのアリ・ベン・ヤヒア町長は自身のフェイスブックで、この家族について「わが町での生活にしっかりと溶け込んでいた」と述べ、彼らが移民または移住者であることを示唆した。町長はまた、地域社会に衝撃が広がっているとし、捜査に協力する姿勢を示した。フランスでは熱波による死亡が相次ぐ中、子どもを守るための対策が急務となっている。
熱波の影響と今後の捜査
フランス気象局によると、先週の熱波では一部地域で気温が40度を超え、過去最高を記録した。この異常気象により、高齢者や幼児を中心に死亡者が増加している。警察は両親の事情聴取を進めており、双子が死亡した当時の状況や、他の子どもたちの健康状態について詳しく調査している。事件の詳細は今後の捜査を待つ必要があるが、脱水症状による死亡が確認されれば、両親の責任が問われる可能性が高い。



