令和8年8月千葉豪雨から1週間、復旧作業が進む
千葉豪雨から1週間、復旧作業が進む

「令和8年8月千葉豪雨」と名付けられた記録的な大雨から20日で1週間が経過した。想定を超える雨が各地に浸水被害を引き起こし、交通網がまひするなど大きな影響が出たが、復旧作業が一歩一歩進んでいる。

記録的な大雨とその影響

本県上空では、13日夕から短時間に「線状降水帯」が3回発生した。千葉市中央区では、14日朝までの24時間降水量が観測史上1位の367ミリとなり、8月1か月の平年降水量の3倍を超えた。5月に新しい防災気象情報の運用が始まって以降初めて、最も危険度が高い「レベル5大雨特別警報」が22市町に発表された。

鉄道や高速道路は次々と通行止めや運転見合わせとなり、成田空港で約7000人、JR蘇我駅で約4000人が一夜を明かした。都市部では、雨水が排水施設の処理能力を超えて地上にあふれる「内水氾濫」が多発。冠水したアンダーパスなどで多くの車が立ち往生し、犠牲者も出た。県などが設けた一時滞在施設には、ずぶぬれになった帰宅困難者が殺到した。

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復旧の現状

あれから1週間。日常は少しずつ戻ってきている。13日夜に最大6万7990戸に上った停電は、地下の電気設備が浸水した一部のマンションや病院などを除いて解消した。断水が続いていた千葉市緑区小食土町の約50戸には、19日にようやく水が通った。

高速道路の通行止めはなくなり、鉄道も24日の運転再開を目指しているJR外房線誉田―大網駅間を除いて運行されている。道をふさいでいた放置車両も、徐々に姿を消している。住宅被害(床上・床下浸水含む)は2800棟を超えたが、地域の共助にボランティアも加わり、懸命な復旧作業が続く。

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