「尾花沢すいか」出荷本格化、寒暖差活かした甘さと食感が特徴
尾花沢すいか出荷開始、寒暖差活かした甘さ

全国有数のスイカ産地として知られる山形県尾花沢市で、特産品「尾花沢すいか」の出荷が本格的に始まった。7月15日朝には出発式が行われ、選果場には早朝から次々とスイカが運び込まれた。

盆地の気候が生む高糖度と食感

尾花沢すいかは、昼夜の寒暖差が大きい盆地特有の気候を活かして生産される。糖度が高く、シャリシャリとした歯切れの良い食感が最大の特徴で、消費者から高い評価を得ている。

JAみちのく村山によると、6月の好天と適度な降雨に恵まれたことで、スイカの生育は順調だという。今年は例年並みの95万ケース(大玉2個入り)の出荷を見込んでおり、9月上旬まで続く予定だ。

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選果場では箱詰め作業が順調

15日朝8時頃から、尾花沢市の選果場に運び込まれたスイカはベルトコンベヤーに載せられ、一つ一つ丁寧に箱詰め作業が行われた。出荷作業は関係者の連携でスムーズに進んでいる。

同市の農家、荻野太文さん(76)は「豪雪地帯だからこそ、いいスイカができる。日本一の味を食べてほしい」と自信を見せた。尾花沢市は冬の厳しい寒さと豊富な雪解け水が、スイカ栽培に適した土壌と気候を作り出している。

今後の出荷見通しと地域経済への期待

尾花沢すいかの出荷は、地域経済の重要な柱の一つだ。JAみちのく村山は、品質管理を徹底し、全国の消費者に安定して届けられるよう努めるとしている。

出荷は9月上旬まで続き、盛夏から初秋にかけての風物詩として、多くの人に親しまれる見通しだ。今年の出来映えに、生産者や関係者は期待を寄せている。

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